メークファイト!!! 激アツの関東予選まとめ vol.3 〜 越前金時編 〜

メークファイト!!!  激アツの関東予選まとめ vol.3 〜 越前金時編 〜

福井市が実施している「未来につなぐふくい魅える化プロジェクト」make.f2016年に開催された「福井発!東西対抗学生アイデアソン メークファイト!!!」。この記事では、関東予選の1テーマ「越前金時」について取り上げます。

make.fのメイン企画「XSCHOOL」は2016年以来毎年開催されています。2018年は「XSCHOOL / XSTUDIO」として開催されます。概要はこちらから↓

今年もやります「XSCHOOL」!未来につなぐ ふくい魅える化プロジェクト make.fとは?第1回「メークファイト!!!」とは?

メークファイト!!!予選の概要はこちらから↓

メークファイト!!! 激アツの関東予選まとめ vol.1 〜 黒龍吟醸豚編 〜

メークファイト!!!関東予選 テーマ②越前金時

金時の画像

画像はイメージです

「福井発!東西対抗学生アイデアソン メークファイト!!!」は、福井大学生側から出された3つのテーマから好きなものを選び、付加価値をつけるべくさまざまなビジネスプランを出す、いわゆるビジネスプランコンテストです。

福井県のさつまいもといえば「とみつ金時」が有名ですが、今回のテーマとして挙がったのは「越前金時」。福井市の三里浜で作られているサツマイモです。

三里浜は福井市からお隣の坂井市にかけて広がっている砂丘で、かつては農業が盛んな場所でしたが、高齢化や工場が周りに増えてきたことで、農業人口が年々減っています。

三里浜 出典:ふくいドットコム

越前金時は鳴門金時の苗が親。収穫後に寝かせて甘さを引き出してから出荷しているため、福井で有名なさつまいも「とみつ金時」にも引けをとらない味ですが、作っている農家さんは5軒ほどしかおらず、収穫量も少ないんです。そのため、スーパーなどでは流通しておらず、JAやJAの直売所を通してしか販売されていません。また、二次加工もほとんどされないため、県外に出回ることはまずないそうです。

越前金時をはじめに作った農家の方は、越前金時をなんとかブランドとして確立したいと思っているとのこと。これを受けて、各チームはどんなアイデアを出してくれるのでしょうか?

大都市への進出を狙う!越前金時のおしゃれ焼き芋販売カー

メークファイト!!!の画像

越前金時を食べてみて、お菓子などに加工するよりも素材の味を生かした焼き芋にした方がいいと感じ、焼き芋販売カーのアイデアを出してくれたこのチーム。

焼き芋販売カーというと新しいアイデアには感じませんが、よくある軽トラに赤い提灯ではなく、クレープが売っているようなおしゃれな車を使うというもの。

ブランド化したいという生産者さんの強い思いを受け、福井県内だけではなく、大阪など大都市に進出したらどうかというアイデアでした。

レビュアーの方からは、「最近の農産物は生産者の顔を見せることが主流ですが、生産者の方も一緒に乗るの?」という質問がありました。

生産者が限られている現状では、生産者が主体となっていきなり大都市へ進出するというのは難しそう。その辺りをどう解決するかがカギになりそうですね。

幸福度日本一でアピール!幸せの包装紙「KOFUKUIMO」

img_0749チームエロイモは、福井の強みである「幸福度日本一」を使って、幸福芋ブランドの確立をテーマに興味深いアイデアを出してくれました。幸福、福井、芋の3つがかかっている「KOFUKUIMO」というネーミングが素敵ですね!

具体的には、幸福芋を使ったおしゃれでかわいい写真をお土産の包装紙に使うというもの。お芋のピンクは幸福のイメージにもぴったり。

恐竜王国でもある福井では、恐竜をモチーフにしたお土産もかなり多いです。そのため、恐竜が包装紙に描いてあっても「なんで?」とは思いませんが、芋が描いてあったら「なんで芋?」と思いますよね。

すると、

  • お土産をもらった県外の人が「幸福芋って何?」と疑問を持つ
  • 「幸福芋」に興味を持って能動的に検索する
  • 幸福芋が認知される
  • 幸福芋を通して福井を知ってもらう

という流れができるとのこと。

また、「生産者が少ないことを逆手にとって、年明けなどの特別な時に食べる縁起物としてKOFUKUIMOのブランドを確立し、2~3年待っても食べたいものにブランディングしていくこともできる」と話します。

越前金時をたくさん食べてもらう、たくさん買ってもらうというアイデアにしてしまうと、数少ない生産者さんへの負担があまりにも大きいので、希少性を強みにする発想からこのアイデアを提案してくれました。

レビュアーの方からは、
「包装紙にKOFUKUIMOの芋版アートを施してみたら?」
「デザインを全部揃えたら何かあると面白いかもね」
と具体的な意見も出ていました。

どちらのチームも素敵なアイデアでしたが、チームエロイモに軍配が上がりました。

決勝では、フィールドワークで福井のまちを歩くことで、テーマが当初と大幅に変更になる可能性があります。しかし、こんなに楽しいアイデアを提案してくれたチームエロイモさんが実際に福井に来て、どんなアイデアを最終的に企画するのか、とっても楽しみですね。

関西予選のテーマは一乗谷朝倉氏遺跡、木田地租、和ろうそくでした。

情報学の専門性を生かして、AR(拡張現実)による朝倉遺跡案内を提案した京都情報大学院大学のチームをはじめ、強豪が決勝に進出することが決定!関東と関西、どのチームも、決勝戦でのアイデアがとても楽しみです。

【2018.1追記】

チームエロイモは、決勝では内容を変更し、越前金時を使った防災グッズの提案をしました。

素晴らしいアイデアに満場一致で優勝が決まり、その後、福井市主催で行われた「福井発!ビジネスプランコンテスト2017でもグランプリ、会場賞、福井信金賞を受賞。福井大学院生も加わってプロジェクトがさらに進み、2017年夏に商品化されました。

福井メークファイト福がこいの画像越前海岸の天然塩、サバの缶詰、和ろうそくなど、福井にちなんだ素材が使われた防災グッズ「福がこい」

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