浅草・雷門の提灯にも使われている!?福井県の郷土工芸品『若狭和紙』とは

この記事のテーマ 福井県の郷土工芸品『若狭和紙』。 概要、歴史、紙すき体験ができる場所など、若狭和紙の基礎知識をご紹介します! 若狭和紙とは 平成6年に福井県の郷土工芸品に指定された若狭和紙。 小浜市のきれいな水と厳選したコウゾ(木)の皮を使って作られる、頑丈な和紙です。 かつては和傘や障子紙、襖紙などに使用されており、現在はその美しい色合いを生かし、和紙人形の材料などに使われることもあります。 また、京都の染色仕事に使われる型染原紙は、丈夫な若狭和紙が使われることも多いです。 さらに、東京・浅草にある浅草寺雷門の提灯に使われているのも若狭和紙なんです。 高さ3.9m、直径3.3m、重さ約700kgもあるこの提灯には、300枚もの若…