鯖街道?御食国?福井の食文化と魚にまつわるあれこれ徹底解説!

この記事のテーマ 日本海側に面している福井県は、美味しいお魚やカニが食べられることでも有名。 特に南部の嶺南地域は、日本の歴史や食文化を語る上でも重要な存在なんです。 『鯖街道』や『御食国(みけつくに)』といった言葉を聞いたことがある人もいるのでは? そこで今回は、嶺南地域の魚や食にまつわる歴史・文化を徹底解説します! 嶺南地域では400種以上の魚が獲れる 嶺南では、400種類以上の魚が獲れると言われています。 その理由として、以下のような地形、海流、漁法などが挙げられています。 若狭湾の沖を流れる対馬暖流は越前岬にぶつかり、一部が若狭湾を回流 冬にかけて冷たい海流が潜流(海面下を流れる海流)となって、若狭湾に入り込む 若狭湾…