懐かしくて、心とお腹を満たすごはん処『アケル食堂』【永平寺町】

永平寺町東部にある食堂『アケル食堂』。
この食堂はパンション九頭竜という学生マンションの1階にありながら、日中は幅広い世代のお客さんでいつも賑わっています。
今回は、こちらの食堂で味わうことができる、お腹も心もわしづかみにされるランチメニューと、お店のこだわりをご紹介します。

『アケル食堂』ってどんな場所？

2024年5月にオープンした『アケル食堂』。
グレーを基調とした壁面に大きな木の扉が特徴の洗練された外観です。

どこか懐かしいのれんをくぐり、店に入ると、店内の中央には少し変わった大きなテーブルが。
ここに集まったお客さん同士で自然と会話が生まれるように、こういうデザインにしたのだとか。

その他にも、一人席や小上がり席、お子様用の椅子もあるので、おひとり様も子連れの方も使えますね！

ランチメニューは、チキン南蛮、焼き魚（種類は季節によって異なります）、旬の野菜炒めの3種類です。

これらのメインメニューに加えて、小鉢5種類から3つをセレクトします。
しかも、ごはんはおかわり自由！
お腹が空いている方にも嬉しいですね。

さて、今回は2つの定食をご紹介します。
まずはこの店1番人気の『チキン南蛮定食』です！

お肉ひとつひとつがとっても大きいのに、やわらかい！
そして、お肉が見えなくなるくらいたっぷりかかっているタルタルソースが絡んで、口に入れたら、思わず笑ってしまうような美味しさです。

定食で一緒に出てくるごはんも、もちもちでしっかり食べ応えがあるので、何杯でもお代わりができてしまいそうです。

チキン南蛮定食は世代を超えて人気だそうで、ご年配の女性の方でもペロリと食べてしまう方が多いのだとか。

そして、メインの料理もさることながら、脇に添えられている小鉢たちがとってもおいしいんです！

季節によって食材や味付けを変えるなど、日々美味しくなる工夫を凝らしていて、優しい味付けを心がけているそうです。
どの素材もとても新鮮で、特に、和え物に使われているピーマンがびっくりするほどシャキシャキしていました！

そして、7月から始まった新作の『アジフライ定食』です！

とても肉厚でジューシーなアジフライにまずは驚かされました。
薬味には、ソース・ポン酢・レモンが用意されているので、自分好みの味付けに変えることができます。

ヘルシーながらボリューミーで満足感大です！

アケル食堂では、出汁をとるところから全て手作りにこだわっています。
メインのおかずでお腹を満たしてもらい、小鉢は「どこか懐かしい」と感じ、心も満たしてほしいという思いを込めて、薄味の味付けを心がけているそうです。

アケル食堂は、学生専用マンションの1階という特殊な立地ながら、幅広い年代の方が来られているそうです。
かつて同じ場所で営業していた居酒屋に通われていた方もいるとか。

お店のオープンまでの経緯はこちらからお読みいただけます。

アケル食堂では、ここに立ち寄るきっかけをたくさん作り、
いろんな世代の方が立ち寄りたくなる憩いの場所、食を通して人が繋がる場所を目指しているそう。

食器もお客さんが持ってきてくれたものを活用しており、さまざまな食器がテーブルを彩ってくれます。。

また、これから行っていきたいさまざまな取り組みもご紹介いただきました。
1つは、食材のおすそ分けです。

余ってしまった食材を持ち込むと、他の誰かがもらうことができる取り組みです。
地元の方が持ってこられた余った野菜を、学生さんがもらって帰ったりすることで、世代を超えて繋がることができる仕組みになっています。

2つ目は、ちょっとしたものを捨てられるごみ箱です。

外出時に、ちょっとしたごみを捨てたいのに、捨てる場所がなくて困ったという経験は誰しもあるのではないでしょうか。
アケル食堂には、持ち込みゴミ専用のごみ箱も設置されているので、お店を出るときに利用すれば、きっと心もすっきりしますね。

今後は、カフェタイムの営業も考えているそうなので、こちらも要チェックですね！

店長さん曰く、「若い世代のスタッフもがんばっていますので、ぜひ、その姿も見に来てほしい」とのことでした。

店名	アケル食堂
住所	福井県吉田郡永平寺町松岡上合月2-66-1
電話番号	090-4258-9727
営業時間	11:00～14:00
定休日	日・月曜日
交通アクセス	えちぜん鉄道松岡駅から徒歩約18分中部縦貫自動車道松岡ICから車で約5分
駐車場	あり（台数に限りあり）
wi-fi/コンセント	なし/あり
SNS	Instagram　@akeru_shokudo X　ー Facebook　ー
WEBサイト	https://akeru.design/news-shokudo/