メークファイト!!! 激アツの関東予選まとめ vol.1 〜 黒龍吟醸豚編 〜

メークファイト!!!  激アツの関東予選まとめ vol.1 〜 黒龍吟醸豚編 〜

福井市が実施している「未来につなぐふくい魅える化プロジェクト」make.fの第二弾として開催される「福井発!東西対抗学生アイデアソン メークファイト!!!」。
2地区の予選が無事終了しましたが、その予選の様子はどうだったのか、関東予選の内容を中心に3回に渡ってお送りします!

第1回目は「黒龍吟醸豚編」。
黒龍吟醸豚とは?それに対してどんなアイデアが出たのか?詳しくご紹介します。

福井発!東西対抗学生アイデアソン「メークファイト!!!」とは?

「メークファイト!!!」は、関東圏、関西圏の大学生、大学院生が対象のアイデアソン。
三人一組で、福井の地に眠るビジネスの種を掘り起こし、イノベーティブな事業アイデアを創造してもらうというイベントです。

関東、関西で行われるそれぞれの予選を勝ち抜いた上位3チームは、福井でのフィールドワークを含む合宿、決勝戦に臨むことができます。
合宿では、福井の地域資源を福井大学生の案内により実際に目にするフィールドワークにより、さらにビジネスアイデアを磨きます。

合宿の最後には、福井から全国を股にかけて活躍するゲストとのレビューセッションでビジネスプランにさらに磨きをかけ、各地のビジネスプランコンテスト等でプラン実現の機会をつかんでもらうというものです。

詳しくはこちら↓

「メークファイト!!!」が興味深い!未来につなぐ ふくい魅える化プロジェクト make.fとは?

福井発!東西対抗学生アイデアソン「メークファイト!!!」関東予選に潜入!

メークファイト!‼︎の画像

今回の関東予選に集まってくれたのは、東京大学、慶応義塾大学、東京工業大学、法政大学から7チーム、21人の学生さんたち。
この中で福井県出身者はたったの1人でした。

予選では、関東、関西予選にそれぞれ福井大学の学生が3人ずつプレゼンターとして登場します。
彼らが福井にある知られざる魅力を参加者にプレゼンし、それを受けて参加者が新しいアイデアを生み出してプレゼンをし、競い合うのが予選の内容。
上位3チームは福井で行われる合宿、決勝戦に参加することができます。

はじめに参加者に向けて、「福井ってどんなイメージがありますか?」との問いかけがありましたが、会場からは「うーん…… ない!!」とのお答えが。

そうなんです。
これが福井県民と県外の人の最初のギャップで、福井県民は「福井には何もない」と言いつつ、東尋坊も永平寺もあるし…と思っている人が多いと思うんです。
確かに、永平寺も東尋坊も有名な観光地ではあります。
でも、永平寺と東尋坊が福井県にあることを知らない県外の人はかなり多いんです。

しかし、それを新たに知ることが「福井ってすごい!」と、県外の人が福井に興味を持つきっかけになっていることも多いと思います。
福井に何があるのかも知らない参加者が大半でしたが、だからこそ終わった後に、参加者の福井に対する印象がどうなっているのか期待が高まる中で関東予選が始まりました。

メークファイト!!!テーマ①新しい食文化を創りたい!「黒龍吟醸豚 」

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出典:Urala

最初のテーマは黒龍吟醸豚。
黒龍といえば、福井県はもちろん、日本でもトップクラスに入る有名な日本酒です。

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感想(20件)


黒龍吟醸豚とは、黒龍酒造の純米吟醸酒の酒かすを混ぜた飼料を食べて育った豚のこと。
豚は、ほろ酔いになることで代謝が良くなる、ストレスが改善される、体内環境が整うといった効果があり、脂の甘みや良質な肉質につながるそうです。

酒粕を食べて育った豚がものすごく珍しいというわけではないのですが、黒龍吟醸豚のすごいところはその名前にあります。

日本酒の酒粕を利用した食品の多くは、使われている日本酒の銘柄を表記しません。
自分たちの作った日本酒のブランドを守るため、日本酒自体のレベルが高ければ高いほどそれは顕著になります。

しかし、黒龍は世界から見ても知名度が高くブランドが確立された日本酒であるにもかかわらず、その名前を出した黒龍吟醸豚を作ったのです。

黒龍吟醸豚は、黒龍の名前を冠している唯一の食品で、養豚もあわら市にある杉本畜産さんでしか行われていません。
これは日本全体で見てもとても貴重で、福井県外にも、ほろよい豚「黒龍吟醸豚」が広がっていけばいいと思いますよね。

しかし、黒龍吟醸豚を開発した福井市の生商の野村社長は、そのさらに先を見据えていました。
黒龍吟醸豚を給食に提供するなどして地産地消を進める、全国に名前を広めることはもちろん、酒粕を食べて育った「ほろよい豚」自体を日本の食文化にしたいと考えているそうなんです。

福井に、福井を代表する日本酒の酒粕を食べて育ったほろよい豚「黒龍吟醸豚」がいるように、他県にもその土地の日本酒の酒粕を食べて育ったほろよい豚が増えていき、まずは日本各地に、酒に対して豚肉がある文化を作ります。
麹菌は日本でしか生きられない国菌であり、日本酒は絶対に日本でしか作ることができない、日本の大事な食文化です。
「日本に旅行に行くなら、その土地の日本酒はもちろん、ほろよい豚を食べよう!」と外国人観光客が思うような文化を創っていきたいと野村社長は思っているそうです。

黒龍吟醸豚は、現在は県外のレストランに卸しているほか、生商の直売店TSUTOYAで生肉や加工品の販売を行っています。
加工品はソーセージやジャーキーなどが商品化されていますが、それ以外にも黒龍吟醸豚を使った寿司など、様々な加工法、調理法を開発中です。

このプレゼンを受けて、参加者はどんなアイデアを出してくれるのでしょうか。

豚 × 夜 × お酒!福井のまちで豚と一緒に飲もう!

メークファイト!!!

参加7チームのうち、黒龍吟醸豚のテーマを選択したチームは「ドランクピッグチーム」の1チームのみ。
テーマは「豚×夜×お酒」!
黒龍吟醸豚になる予定の子豚をまちの目玉にするというアイデアでした。

具体的には、福井のまちに子豚を放し、観光客も酒粕をあげる餌やり体験をしながら、夜は一緒にお酒を飲むというもの。
豚と一緒にお酒が飲めるまちが本当にできたら、世界中の話題になるんではないでしょうか。

こちらのドランクピッグチームは見事予選を通過し、決勝戦に進むことが決まりました。
決勝では、フィールドワークで福井のまちを歩くことで、テーマが当初と大幅に変更になる可能性があります。
しかし、こんなに楽しいアイデアを提案してくれたドランクピッグチームが実際に福井に来て、どんなアイデアを最終的に企画してくれるのか、とっても楽しみですね。

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