幸福度1位だけじゃない!福井の“全国一位・上位の〇〇”13選
全国上位・1位のものが意外にも多い福井県。
どんなもので1位(上位)になっているのかご紹介します。
福井県が全国一位・上位【暮らし編】
幸福度 全国一位
日本総合研究所が60もの指標の統計データを用いて分析したもので、2014年から3回連続で幸福度日本一となっています。
髙い教育水準、経済・雇用環境、子育てのしやすさなどが評価されています。
また、経済企画庁、法政大学、慶應義塾大学などによる調査でも、幸福度一位に関連する結果が出ています。
県名にも『福』がつくので、よりハッピーな感じがしませんか?
自然が豊かで人があったかい福井県。
旅行に来れば、その魅力にとりつかれちゃうかも!
平均寿命 全国上位
平成27年のデータによると、福井県民の平均寿命は男性が81.27歳で全国6位、女性が87.54歳で全国5位となっています。
三世代同居率 全国上位
三世代同居率は、2010年には山形県についで全国2位となっています。
人口10万人あたりの寺院数 全国一位
2010〜16年のデータによると、人口10万人当たりの寺院数は福井県が全国1位。
曹洞宗の大本山で観光地としても人気の高い永平寺や、浄土真宗中興の祖、蓮如上人が布教の拠点にした吉崎御坊などもあり、歴史的にも信心深い地域だとされています。
宗教を信仰している人の割合も全国トップで、筆者が鯖江市で出会った人の中には、お経を唱えられる人が多数いました。
もちろんお坊さんではなく一般人です!
お話を聞いてみると、地元の人自身も、宗教への関心の高さには自負があるようでした。
福井県が全国一位・上位【お金編】
平均貯蓄率・貯蓄額 全国一位
総務省の『全国消費実態調査』(平成26年)によると、福井県の平均貯蓄率は全国一位。
全国平均の10.7%の約2倍の21.7%という結果となっています。
(2人以上の勤労者世帯=世帯主が会社、公官庁、学校、工場、商店などに勤めている場合)
※平均貯蓄率:可処分所得(実収入ー税金や社会保険料など)に対する貯蓄純増(預貯金ー預貯金引出+保険料ー保険金) の割合
さらに、同じ条件での貯蓄現在高も、1位は福井県。
約1601万円で、2位以下の1400万円代と大きく差をつけています。
福井県が全国一位・上位【仕事編】
社長輩出率 全国一位
帝国データバンクによると、人口10万人あたりの社長輩出率は35年連続で福井県が1位。(2017年2月時点)
さまざまな理由が挙げられていますが、
- 商売熱心(商才に長けた人物が多かったことから『越前商人』という言葉があったくらい)
- 勤勉で堅実
- 粘り強さがありがんばり屋が多い(雪国ならでは?)
- 男女ともに労働意欲が高い
- 部品や資材メーカー、伝統産業が発展している
- 分業制の業種が多い
といったことが理由として考えられているようです。
福井県出身者が社長の有名企業
- サイバーエージェント:藤田晋社長(福井県鯖江市出身)
- アパホテル:元谷芙美子社長(福井県福井市出身)
- Francfranc:高島郁夫社長
- 伊藤忠商事:小林栄三元社長(2004〜2010年 現在の福井県若狭町出身)※3代目 伊藤竹之助氏も福井県出身
福井県出身者が創業者の有名企業
- 住友グループ:家祖は住友政友氏(現在の福井県坂井市出身)
- 日本火災海上保険(現日本興亜損保):右近権左衛門氏(現在の福井県南越前町出身)
- 高島屋:飯田新七氏(現在の福井県敦賀市出身)
- エーザイ:内藤豊次氏(現在の福井県越前町出身)
他にも、福井県出身の有名実業家がたくさんいます。
女性の就業率 全国一位
2015年のデータですが、福井県の女性の就業率は74.8%。
全国平均の66%(2016年)と比べてもかなり高い水準です。
同時に、共働き率も全国1位となっています。
この背景には、三世代同居率の高さなど、出産後に仕事に復帰できる環境が整っていることなどがあると考えられています。
女性の就業率や三世代同居率に関しては、福井に住む女性からは賛否両論ありますが、メリットとして捉えられる女性にとってはいい環境と言えるでしょう。
福井県が全国一位・上位【子ども編】
保育所等待機児童数の少なさ 全国上位
2019年4月のデータによると福井県の待機児童数は10人と、全国39位でした。
東京都は3,690人、沖縄、兵庫、福岡、埼玉、千葉県では1000人以上であることを考えると、圧倒的に少ないと言えるでしょう。
子どもの学力 全国一位
全国学力テストの結果が常に全国トップクラスの福井県。
2019年度は中3英語、数学で1位、中3と小6の国語が2位で、小中ともに調査開始以来12年間全国トップクラスを維持しています。
少人数学級や探求型の授業が理由と言われていますが、それ以外にも、持ち家率や三世代同居率が全国平均よりも圧倒的に高いことも理由として考えられています。
ただし、学力が高い背景には、宿題が多すぎる、教員が大きな負担を強いられているといったマイナスの側面もあると言われています。
子どもの体力 全国一位
全国体力テストの結果も、調査開始から11回連続で全国トップレベルを維持しています。
2019年度は、小5男女と中2女子が全国1位、中2男子は2位でした。
小5女子は、調査開始以来毎年全国1位となっています。
福井県が全国一位・上位【グルメ編】
グルメに関する全国上位は次のページでご紹介します。
「なんでこれが!?」というグルメもランクインしているかも!