赤ちゃん抱っこ体験学習をサポートしている「赤ちゃん抱っこ隊」とは?【越前市】
越前市では、七つの中学校で学校のカリキュラムに「赤ちゃん抱っこ体験学習」を取り入れています。
ということで、赤ちゃん抱っこ体験学習をサポートしている松本照美さんに、私、万代昌子がお話を伺ってきました。
2017年1月21日(土)放送 たんなんFM【煌☆すまいる】取材レポ♪でお送りしました。
赤ちゃん抱っこ隊とは?
福井県越前市の中学校で行われている『赤ちゃん抱っこ体験学習』をサポートするために有志で活動している市民団体が『赤ちゃん抱っこ隊』です。
中学生が?!
赤ちゃんを抱っこ?!?!
赤ちゃんとママ、集まるの?!?!?!
様々な疑問を持って、会いに行ってきました。
開催年数が一番長い学校で20年。
今では越前市の7つの中学校全部で行われている体験学習ですが、ゆとり教育から学校教育の方針(カリキュラム)が変わった時に先生方の事前準備が重荷になってしまい、体験学習をやめることに。
それを聞いた松本さんたちが「私たちは何が手伝える?」と考え、学校と話し合った結果…
『赤ちゃん抱っこ体験学習サポート』として、赤ちゃんとママを募集しようということになりました。
赤ちゃん抱っこ体験学習を経て…
中学生といえば、ちょうど思春期。
体つきも変わり、性のことも考える時期。
だからこそ『命』とふれ合うこと、「産まれる」「育む」ことを間近で体感できます。
PTAやサポートしているお母さんたちは、お子さんの赤ちゃんの頃を思い出したり、
赤ちゃんと参加しているママは、普段当たり前にしている育児のことを中学生に説明することで「自分もちゃんと子育てしているんだ!」と改めて自信になったり、
周りの人が赤ちゃんを「カワイイ、カワイイ」と言ってくれるところを見て、「やっぱり、私の子はカワイイんだ!」と嬉しく思ったりする人が多いのだとか。
中学生、PTA、先生、サポートしているみなさん、そしてママ。
それぞれに「気づき」がある、体験学習です。
幸せな、愛の連鎖
体験学習が長いところで20年ということで、体験学習に参加した当時の中学生が、パパ・ママとなって赤ちゃんを連れて参加していることもあります。
また、赤ちゃんとして体験学習に参加した子どもたちが、中学生となって「赤ちゃんを抱っこする側」になっていることも。
参加した中学生の中からは、
「将来、パパ・ママになったら赤ちゃんを連れてこの体験学習に参加します」
という声も多く出ているそうです。
世代を超えて、「命」や「育み」が幸せな愛の連鎖となって、これからも続いていく。
松本さんにお話を伺って、私も幸せな気持ちになりました。
参加希望者受付中
(2016年度募集のポスターより)
お問い合わせは、「赤ちゃん抱っこ体験学習サポート」のFacebookページのメッセージにてお願いいたします。
→https://www.facebook.com/akatyandakko/
また、越前市在住の方だけでなく、参加の希望を出して頂くことができ、電子申請は越前市のホームページで受け付けております。
→越前市ホームページ 赤ちゃん抱っこ体験学習
たんなんFM【煌☆すまいる】ホームページ紹介記事 → http://kirasuma.info/report_20170121/
たんなんFM【煌☆すまいる】公式ブログ紹介記事 → http://ameblo.jp/tannanfm-kirasuma/entry-12226792082.html