西山公園駅に向かうまでの景色に目を向けてみて…【鯖江市】

西山公園駅に向かうまでの景色に目を向けてみて…【鯖江市】
この記事のテーマ
西山公園の見所は公園内にたくさんありますが、今回は福井が大好きな関東人、万代昌子が「西山公園駅に向かうまでの景色」に目を向けてみました。

2016年12月。
初冬でまだ秋の名残がある頃に、ふと思い立って道の駅西山公園に行った帰りに、福井鉄道福武線『西山公園駅』まで歩いてみました。

嚮陽庭園の歩道を歩いていきますが、少し小高いところを歩くので、街並みも見られますし、眼下には福井鉄道も見えます。

ちなみに、嚮陽庭園の「嚮(きょう)」は

1 ある方向に向かう。「嚮導」
2 以前。さきに。「嚮日」【向かう、以前】
出典:コトバンク

という意味だそうです。

名前の由来は、西山公園近くにある嚮陽会館のホームページに記載されていました。

安政3年(1856年)のころ、鯖江藩7代藩主・間部詮勝候が、長泉寺山の麓(進徳小学校のあたり)を、藩主自ら鍬を持ち、
木を切り、道をつくり、書院や茶屋を建て、桜や梅などを植えて、人々の憩いの場所として拓かれ、この地を[嚮陽渓]と名づけられました。
この嚮陽渓こそ、鯖江市民の憩いとふれあいの場、[西山公園]のもとになったのです。
嚮陽の名は、これに由来するもので、自然に親しみ、陽(ひ)に嚮(むか)って常に明るく、いつも隣人を愛する
と云う意味であります。
出典:鯖江市嚮陽会館公式サイト

「陽(ひ)に嚮(むか)って常に明るく」との心が、今でも名称とともに残っているのでしょうね。

私が行ったときは、ちょうどまだ紅葉が残っていた時期だったので、途中、鮮やかな紅葉も。

きっと違う季節には、その季節の「顔」があるのでしょうね。

小高い丘を登り切ったところで、向こうからやってきた方とすれ違いにご挨拶。
私が写真を撮っていたからでしょうか。見える景色について色々教えてくれました。

正面に白く見える山…
これは「白山」(石川県)なのだそうです。

まさか、ここから見えるとは!!

そして右手に視線を向けると、

山があります。

これは『三里山』だと教えてくれました。

三里山の麓には地震の観測所が設置されていたことも教えてくれました。

北陸観測所は,福井県鯖江市の緑豊かな三里山の麓にあります。
(中略)
その後、観測およびデータ伝送システムの効率化が進んだこと等により、下に述べる観測坑内に観測機器を集約して、平成25年(2013年)2月からは観測所の建物を撤去しています。
出典:京都大学防災研究所 地震予知研究センター公式サイト

四季折々の景色を楽しみながら、西山公園駅までの道をゆっくりと歩いてみませんか?

関連記事

道の駅も動物園も庭園も!四季を通じて楽しめる西山公園の楽しみ方8選【鯖江市】

西山公園で食べられるおすすめご当地グルメ10選【鯖江市】

鯖江の歴史に触れるぶらり旅!のんびり散歩におすすめのスポット11選

歴史と自然溢れるパワースポット巡り!おすすめスポット13選【鯖江市】

記事の内容は取材時点でのものです。
メニューや営業時間等、変更がある場合がありますのでご了承ください。
Dearふくいでは、取材依頼、広告掲載依頼を随時承っております。
ご相談も含め、お問い合わせページよりお気軽にご連絡ください!

西山公園駅に向かうまでの景色に目を向けてみて…【鯖江市】
この記事が気に入ったらいいね!しよう