創業から約100年！老舗宝飾店『カイドージュエリー』

福井駅前にある『カイドージュエリー』さん。
前身である『海道時計店』の創業は大正5年。
100年以上にわたって福井で営業を続けています。

なんと、現在のビルは、福井で初めての鉄筋コンクリートづくりのビルなんだそうです。

自分たちの手で結婚指輪磨きをしました！

今回は、結婚式のために指輪を磨きに行きました。
なんとカイドージュエリーさんでは、自分たちの手で指輪磨きができるんです！

婚約指輪は1年半ほど、結婚指輪は1年ほどはめていたので少々汚れ気味。

まずは現在の指輪の状態を見てみます。

汚れた気がするなーと思っていましたが、こうやって見てみると傷や汚れが結構ひどいですね…。

拡大すると、かなり汚くなっているのがわかります。

これをきれいにするべく、まずはヘラがけという作業から。
金属のヘラで表面を軽くなでます。

傷が深いときを除いて通常はあまりやらない作業だそうですが、今回は体験なのでいろいろやらせていただきました。

ヘラがけだけでもツヤ感がだいぶ変わりました！

続いてはリューターで表面を磨きます。
間近でやり方を見せていただいてから実践！

徐々にヤスリの目を細かくして、磨き上げていきます。

最後は機械で仕上げます。

バフと呼ばれる機械に研磨剤をつけて、外側、側面を磨けば…

左側が磨き終わった指輪、右側がまだ何もしていない指輪です。
違いが一目瞭然ですよね！

私も、同様の工程で自分の指輪を磨きました！

黙々と作業をするのが楽しい！！

そして、結果は…

とってもきれいになったと思いませんか？

アップで見ても、かなりきれいになっているのがわかるかと思います。

並べてみると一目瞭然！

カイドージュエリーさんのおかげで、気持ちよく結婚式を迎えることができました！

結婚指輪を左手の薬指にはめる意味

指輪磨きが終わると「なぜ結婚指輪は左手の薬指にするのかご存知ですか？」と、社長の海道さん。

実は古代エジプト時代には、左手の薬指から心臓まで、1本の太い血管で繋がっていると考えられていました。
つまり、左手の薬指は「心臓・ハート」を表す指！

「相手から贈られたリングによって自分のハートが束縛される訳です」と笑いながらも、
「意味を知らないではめるのと、知っていてはめるのとでは全然違う。
その意味合いをかみしめて指輪交換をしていただきたいし、それを伝えるのが我々の仕事」と話してくださいました。

実は福井県は、幸福度日本一の県なんです。
そこで、「幸福度日本一の福井で結婚リングをピカピカにして、愛を誓い合ったあの頃のしあわせをもう一度思い出してほしい」との思いでこの体験を企画されたそうです。

カイドージュエリーさん周辺には飲食店もたくさんあるので、結婚記念日には指輪を磨いて初心に返り、夫婦でお食事を楽しむのもいいのではないでしょうか！

カイドージュエリーの基本情報・アクセス・マップ