水から掬う姿が涼しげ!夏の手土産に伊勢屋のくずまんじゅうはいかが?【小浜市】
大切な人への手土産に、涼やかで透明感のあるくずまんじゅうはいかがですか?
福井で見つけたくずまんじゅうは、食べる時はもちろん、店頭で購入する時から楽しみが始まる一風変わったものでした。
明治から続く小浜の夏の銘菓・くずまんじゅう
福井県若狭地方の『熊川くず』は、吉野葛と並んで日本三大葛と称されています。
そのため小浜市では、古くから夏の味覚として熊川くずを使ったくずまんじゅうが愛されてきました。
中でも伊勢屋は、夏はひっきりなしにお客さんが訪れるほど、くずまんじゅうの人気が高いお店です。
その秘密は、伊勢屋の店内に流れる地下水。
そこでくずまんじゅうが冷やされているのです。
伊勢屋の6代目・上田浩人さん
注文すると、その都度地下水の中からくずまんじゅうを掬い上げてくれます。
みずみずしくて透明感があり、眺めているだけで涼しい気分に。
この地下水は、名水百選にも選ばれている雲城水。
地元の恵みである熊川くずと雲城水を使ったくずまんじゅうは、見た目も涼やか。
お味はというと…くずの部分はもっちもちで、滑らかなあんことのバランスが絶妙!
くずには砂糖を加えない伝統的な製法を守り続けているそうですが、ほんのりとした甘味を感じ、何個でも食べられそう!と思うくらい美味しかったです。
自分で食べたい!という方は、店内奥でいただくこともできますよ。
一角には可愛らしい形の型がたくさん!
昭和30年代頃までは、このような型でくずまんじゅうを作っていました。
店主は伝統和菓子職!歴史も技術もすごい『伊勢屋』
伊勢屋は創業1830年の老舗。
現在は6代目の上田浩人さんがお店を切り盛りしています。
伊勢屋の5代目、上田藤夫さんは、2017年に全国和菓子協会が和菓子の伝統製法を受け継ぐ技術者として認定する「選・和菓子職」の伝統和菓子職に福井県内で初めて選ばれました。
さらに、2016年には長男で6代目の上田浩人さんが「選・和菓子職」の優秀和菓子職にも選ばれています。
歴史だけでなく、技術も素晴らしいお店なんですね!
店内には色とりどりの和菓子が並んでおり、くずまんじゅう以外にも興味を惹かれるものがたくさんあります。
くずまんじゅうにかき氷をかけていただくのも美味しそうですよね。
実は帰りに、人気のカフェオーレ大福も買っちゃいました。
こちらは、生クリームとコーヒー餡をコーヒー入りの大福で包んだもの。
冷凍した状態で販売されているので、20〜30分後の半解凍された状態で食べると、ひんやりモチモチで少し歯ごたえがあり、とっても美味しい!
和菓子やあんこが苦手という方も、カフェオーレ大福ならアイス感覚で食べることができるので、とってもおすすめ!
実は、今回の伊勢屋さん訪問は福井県庁による福井県PR動画「おいでよ!ふくい」とのコラボ企画でした。
動画では、記事では書ききれなかったシーンもたくさん紹介しているので、是非こちらもご覧ください!
伊勢屋の基本情報・アクセス・マップ
店名 | 伊勢屋 |
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住所 | 福井県小浜市一番町1-6 |
電話番号 | 0770-52-0766 |
営業時間 | 8:30〜17:30 |
定休日 | 水曜日 |
アクセス | JR小浜駅から徒歩20分 舞鶴若狭自動車道 小浜ICから車で6分 |
駐車場 | 店舗横に10台程度あり |
SNS | instagram https://www.instagram.com/explore/locations/4083666/?hl=ja Twitter ー Facebook https://www.facebook.com/伊勢屋-140137132696507/ |
WEBサイト | https://obama-iseya.com/ |