鉄道ファン必見!日本最古級の動かせる電気機関車がある文化財の駅【えちぜん鉄道勝山駅】
福井県のある場所で、現在でも動かすことができる日本最古級の電気機関車を発見したので、詳しくご紹介します!
福井県のとある場所で日本最古級の動かせる電気機関車を発見!
左側(前)のテキ6(テキ6形6号)は大正9(1920)年製造、右側(後ろ)のト68(ト61形68号)は大正8(1919)年製造のもので、ともに製造から約100年も経っています。
大正3年に北陸初の電気鉄道として「越前電気鉄道」が開業。
開業期の機関車は小さくて力もなく、輸送力が不足するようになったために作られたのがテキ6〜9です。
これらの機関車は、昭和55(1980)年に引退するまで、織物製品や木材を運ぶ貨物輸送車として長きにわたって活躍しました。
そんな、鉄道ファンにはたまらないこの電気機関車が見られるのが、えちぜん鉄道勝山駅です。
文化財の駅舎とおしゃれカフェが見どころ!えちぜん鉄道・勝山駅
勝山駅舎は、先ほどの電気機関車よりも古い大正3(1914)年に作られたもので、日本の伝統的な技術である和小屋と、西欧建築の技術を使った洋小屋を合わせた形が特徴的です。
平成16(2004)年には国の有形文化財に登録され、平成25(2013)年に改修はされていますが、かつての面影がしっかりと残っているのでこちらも必見です!
そして、レトロな駅舎と電気機関車以外にも見所が!
レトロでおしゃれなえち鉄カフェ
まずは駅舎内のカフェ。
レトロでおしゃれな雰囲気のカフェえち鉄CAFEでは、こだわりのコーヒーやスイーツを楽しむことができます。
観光前のひと休みに、電車待ちの空き時間に利用してみては?
詳細はこちら>>注文を受けてから豆を挽くこだわりコーヒーが飲める!おしゃレトロなえち鉄カフェ
駅前には恐竜が!
また、駅前には恐竜(フクイサウルス)がいるので、ここで記念撮影をするのもおすすめ!
隣にいる水色のは子供の恐竜ではなく、フクイサウルスとは違う種類のアロサウルス系の恐竜らしいです…
勝山市は日本一恐竜の化石が発見されている場所で、恐竜の街とも呼ばれているんです。
市内には、県内トップクラスの人気観光スポット『恐竜博物館』もあります。
街にはいたるところでこのような恐竜に出会うので、全部まわって写真撮影をするのも楽しいかも!
気になる石像も!
さらに、線路の向こう側を見てみると、とっても気になる石像があったり…。
これは日蓮上人の石像で、その昔、電車かなにかで駅まで運ばれたものの、勝山橋が石像を運ぶのに耐えられないといった理由でこのような山際に置かれることになったらしい、という本当か嘘かはわからない逸話もあるそう。
このように気になるものがたくさんある勝山駅周辺。
勝山観光前にじっくり楽しんでみてください。
また、勝山駅では自転車(電動自転車あり)の貸し出しも行っているので、自然と情緒溢れる勝山市内をサイクリングするのもおすすめです。
えちぜん鉄道で勝山駅まで行ってみよう!
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