珍百景!?永平寺近くの駅にドラ◯エみたいな看板があるって本当?【福井県永平寺町】
永平寺といえば、曹洞宗の大本山であり、福井県の一大観光名所でもあります。
そんな永平寺がある永平寺町に、おもしろい看板があるとの噂が…
まるでド◯クエ!謎の看板はえちぜん鉄道松岡駅にあった!
えちぜん鉄道永平寺勝山線の松岡駅。
観光地としても知名度の高い永平寺の最寄駅です。
この駅は国の登録有形文化財となっている由緒ある駅で、現在は昭和8年ごろに建てられた2代目の駅舎が使われています。
そんな松岡駅で電車を降りると、駅舎の脇に何やら緑の看板が。
左側には「あなたがレベルUPする街!永平寺町」と書かれています。
「松岡駅広域案内図」と書いてあるので地図であることは間違いなさそうですが、まるでドラク◯!!
各見所スポットにはゲーム風の解説がついていて、なんだか全部の場所を冒険したくなってきます!!
松岡駅の看板は裏側のこだわりもすごい!
裏側(どっちが表なのかは定かではないけれど…)がどうなっているかというと、こちらは美しい九頭竜川の風景が描かれている普通の看板!
…ではないんです!
よく見てみると…
そう、こちら側はモザイクアートになっているんです!
永平寺町内の風景を切り取った写真で、福井を流れる九頭竜川の清流を作っています。
こちら側もこだわりがすごい!!
松岡駅の◯ラクエ風看板ができるまで…
この看板をよく見てみると、
「デザイン案は永平寺町と福井大学の平成28年度の共同研究『永平寺町学生まちなかデザインに関する調査研究』の一環として福井大学産学官連携本部教員が実施する大学院実践道場科目『企業戦略概論』及び学部共通教育科目『現代社会とビジネス』の受講者と授業担当教員、福井大学発ベンチャー認定『一般社団法人ゆるパブリック』の理事長とメンバーの協力により作成されました。」
と書いてあります。
つまりこの看板を作ったのは、永平寺町と福井大学の教員、学生、一般社団法人ゆるパブリックという、なんだか固そうな感じの団体ばかり。
それなのにこのぶっ飛びよう。
一体どのように作られたのでしょうか。
この看板の制作に関わった方々にお話を聞いてみると、アイデア出しは看板が設置される10ヶ月ほど前から数回行われたとのこと。
その中である大学教員の方が
「ドラクエみたいなドット絵の看板はどうやろ?」
と提案し、満場一致でデザインが決定したそうです。
なんと、その先生はRPG風マップデータの版権をもつ会社に出向いて許可も取ったそうなんです。
巷では、このドラクエ風看板は福井大学の先生と永平寺町の河合町長の悪ノリでは…との噂もありますが、とっても真面目に面白いことをしている永平寺町、
なかなか興味深い!!
学校の教室でドラクエの思い出を語りながらつくられたというこの看板。
地元の方々の、永平寺町への気持ちがこもった看板なんですね。
★道に迷ったが人に道を聞くことに成功しコミュ力がレベルUP。
★町歩きで普段は気が付かない些細なことに気が付きレベルUP。
など、看板には永平寺町でレベルUPするポイントも書かれているので、指示に従って町歩きをすれば、より永平寺の魅力に気がつくはず。
冒険を楽しんで、永平寺町でレベルUPしちゃいましょう!
名称 | 松岡駅 |
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住所 | 福井県吉田郡永平寺町松岡神明1-98-1 |
電話番号 | 0776-61-0091 |
アクセス | えちぜん鉄道 福井駅からえちぜん鉄道で約17分 中部縦貫自動車道 松岡ICまたは北陸自動車道 福井北ICから車で約5分 |
駐車場 | あり |
SNS | instagram https://www.instagram.com/explore/locations/197067903/ Twitter ー Facebook https://www.facebook.com/pages/松岡駅/160522164004478 |
WEBサイト | http://www.echizen-tetudo.co.jp/railway/10-matsuoka/diagram.html |