えちぜん鉄道が丸わかり!終着駅や可愛すぎる新型車両も詳しく紹介します!【福井市〜坂井市・勝山市】

えちぜん鉄道が丸わかり!終着駅や可愛すぎる新型車両も詳しく紹介します!【福井市〜坂井市・勝山市】
この記事のテーマ
福井県を走る電車といえば北陸本線ですが、北部(嶺北地方)を観光する際に小回りがきく交通機関に、えちぜん鉄道(えちてつ)があります。
福井駅からあわら・三国方面、永平寺・勝山方面に線路が伸びており、あわら温泉東尋坊、永平寺、恐竜博物館など、福井県の主要観光地に行くことができる便利な電車です。
今回は、福井駅、三国港駅、勝山駅や車両について紹介をします!
福井県の観光を楽しみたい方、えちてつってどんなの?と知りたい方、とにかく電車が好きな方必見です。

えちぜん鉄道 福井駅

まずは、えちぜん鉄道の起点となる福井駅。
この駅から、あわら湯のまち・三国方面、永平寺・勝山方面の2方面にどちらにも向かうことができます。

福井駅えちぜん鉄道

駅構内には待合スペースや観光案内所などがあるので、電車まで時間を潰すのに困ることはありません!

福井駅えちぜん鉄道

フリースペース

福井駅えちぜん鉄道

フクイサウルスの展示も!

エスカレーターで2階に上がると…

福井駅えちぜん鉄道

ホームはこんな感じ。

福井駅えちぜん鉄道

福井駅えちぜん鉄道

駅舎全体に福井県産の木材をふんだんに使っているので、駅構内は温もりある雰囲気になっています。

そして、見逃してはいけないのがこの天井!

福井駅えちぜん鉄道

福井県内の主要観光スポット『大本山永平寺』の『格(ごう)天井』をイメージした天井になっていて、県産杉材パネル約1,100枚がはめ込まれています。

福井電車えちぜん鉄道の画像

電車は、青い線の入ったこの可愛らしいものに乗りますよー!

えちぜん鉄道の電車はどちらの方面も1時間に2本以上の電車が走っているため、かなり便利!
観光なら北陸本線よりも使えそうです。

えちぜん鉄道 勝山駅

福井電車交通えちぜん鉄道勝山駅の画像

まずはえちぜん鉄道で勝山駅へ行ってみることに!
勝山駅まではだいたい55分。運賃は770円で行くことができます。

福井駅では恐竜博物館とのセット券も販売しているので、当日中に戻ってくるならセット券がお得です。
また、休日はお得な往復切符がある場合もあるので、窓口で聞いてみてください。

福井駅電車えちぜん鉄道の画像

福井駅からえちぜん鉄道に揺られること約1時間。
田園風景を眺めていると、あっという間に勝山駅に到着します。

勝山駅は国の文化財に登録されている建物で、中にはカフェもあり、休憩するのにもぴったり!
とってもレトロでおしゃれで素敵ですよね。
福井電車交通えちぜん鉄道勝山駅の画像

駅前には恐竜も!

福井電車交通えちぜん鉄道勝山駅の画像

見どころはたくさんあるのですが、勝山駅については以下の記事で詳しく紹介しています。
また、えちぜん鉄道には、普通の電車ではほとんど見られない「アテンダントさん」がいらっしゃるのですが、これについてもまとめています。
詳しくはこちら>>鉄道ファン必見!日本最古級の動かせる電気機関車がある文化財の駅【えちぜん鉄道勝山駅】

えちぜん鉄道 三国港駅

続いて、福井駅から終点の三国港駅に行ってみることにしました!

福井電車えちぜん鉄道の画像

福井駅からは40〜50分ほどで三国港駅に到着。

福井電車えちぜん鉄道三国駅の画像

現在の三国港駅の駅舎は2010年に改装されたものです。
改修の際には旧駅舎の建材を利用し、構造も同じように仕上げたため、窓口などには国有鉄道三国線時代の面影も残っています。

また、駅の東側(福井駅側)を見ると、レトロな橋があります。

えちぜん鉄道三国駅の画像

これは眼鏡橋と言って明治末期から大正元年に作られたもの。
国登録有形文化財になっています。

橋の強度を保つために捻じ曲げたようにレンガを積み上げた「ねじりまんぽ」という珍しい工法で作られているそうです。

えちぜん鉄道三国駅の画像

ちなみにえちぜん鉄道沿線はwi-fiの電波環境がかなりいいんです!えちぜん鉄道三国駅の画像

三国港駅も、3本も電波が立っているという電波の良さ。
福井駅から三国港駅までストレスなく電波が繋がっていたのは、北陸本線よりも評価できるポイントだと思っています!

福井鉄道とも直通運転している!

福井電車えちぜん鉄道の画像

↑この電車がえちぜん鉄道の電車で、

福井鉄道の画像

↑この電車が福井鉄道の電車。

嶺北地方には最初に紹介したえちぜん鉄道だけでなく、福井鉄道の電車も走っています。
走っている区間は越前武生駅(越前市)から田原町駅(福井市)。
ほぼ、北陸本線と平行に走っていて、福井市内に入ると路面電車になっています。

そして、2015年から福井鉄道とえちぜん鉄道は、福武線(福井鉄道)越前武生駅から三国芦原線(えちぜん鉄道)鷲塚針原駅までの区間で相互直通運転が開始されました。

これに先立ち、福井鉄道は2013年に通称FUKURAM(ふくらむ)と呼ばれるF1000形という電車を導入しました。

福井鉄道は愛称も県民から募集した。
260点の応募があり、その中から「FUKURAM」(ふくらむ)という愛称が選ばれ、第1編成の出発式で発表された。
福井鉄道によると「FUKURAM」という愛称は、「FUKUI」(福井)と「TRAM」(トラム、路面電車の意)を組み合わせた造語であり、福井鉄道を中心に街が膨らむ、人々の生活や思い、夢が膨らむ、という意味を込めたもの。
さらに日本語を想起させる語感であり親しみや愛着が湧きやすいとの考えから採用したという。
出典:wikipedia

アドトランツ(ドイツ、現・ボンバルディア・トランスポーテーション)の超低床電車、通称「ブレーメン形」の足回りと、後継車種「インチェントロ」に準ずる丸みを帯びた車体を組み合わせた車両となっている。
出典:wikipedia

ヨーロッパのトラムのようなデザインになっていて、とっても可愛いんです。

福井えちぜん鉄道フクラムの画像

福井駅で見かけた桜色のフクラム

桜色は、オレンジ、緑、青と3種類だったフクラムに、2016年末に新たに加わった新色です。
現在4色あるフクラム。全部見れたらいいことがあるかも!

また、福井鉄道がフクラムを導入したことで、えちぜん鉄道も相互直通運転用の新型車両の仕様を統一することになり、L形の車両を導入しました。

愛称はki-bo(キーボ)。

出典:wikipedia

「ki-bo」の「キ」は車体の黄色、「ボ」は「坊や」と「相棒」、全体で「希望」を表現している
出典:wikipedia

フクラムもキーボもどちらもとっても可愛いですよね。
今後は福井周辺でこの2つの車両を見かけることが増えるかも。

ぜひ、福井観光の際にはえちぜん鉄道を、そしてもちろん福井鉄道も使ってみてください!

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福井電車えちぜん鉄道の画像
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