松平春嶽を祀る福井神社は意外と近代的!?スタイリッシュなデザインにも注目【福井市】

松平春嶽を祀る福井神社は意外と近代的!?スタイリッシュなデザインにも注目【福井市】
この記事のテーマ
福井駅から徒歩15分ほどの場所にある福井神社をご紹介!
あの松平春嶽を祀る神社はデザインもかっこいい!?

福井神社では松平春嶽を祀っている

福井神社は福井藩16代藩主 松平慶永(春嶽)を祀っている神社です。
松平春嶽は福井藩の藩政改革を行い、明治維新の際には徳川親藩・譜代大名の尊王派の中心となった人物です。

歴史福井神社松平春嶽の画像

敷地内にある松平春嶽像

歴史福井神社の画像松平春嶽にまつわる絵画も

福井神社は日本で最後の別格官幣社

  • 官社:官幣大社、国幣大社、別格官幣社など…
  • 諸社
  • 無格社

近代社格制度では、神社は上から順に官社、諸社、無格社に分類され、官社にはさらに官幣大社、国幣大社などがあり、福井神社はその中の別格官幣社(べっかくかんぺいしゃ)に分類される神社です。
昭和18年に創建された福井神社は、日本で最後に別格官幣社に指定された神社となりました。

スタイリッシュな印象の福井神社

福井神社のかつての社殿は総檜造りでしたが、創建からわずか2年後、第二次世界大戦の戦災で焼失してしまいます。

その後、昭和32年に福井大学工学部の設計により再建され、総コンクリート造り、表面はコンクリート打ち放し、傾斜の無いフラットな屋根という、一般的な神社とはだいぶ違った印象の神社となっています。

歴史福井神社の画像

こちらは社殿前の大鳥居(二の鳥居)ですが、一見して鳥居には思えませんよね。

福井市指定天然記念物のイチョウも必見

歴史福井神社の画像福井神社境内には、第二次世界大戦の戦災で大きな傷を負ったにも関わらず、その後新芽をつけて元の樹勢を取り戻した奇跡のイチョウがあります。

福井のシンボルは『不死鳥』なんですが、これは、戦争や地震などの災禍から幾度も立ち上がった福井市民の努力がまさに不死鳥のようであることが由来です。
このイチョウの木も、不死鳥福井にふさわしい木として天然記念物に指定されています。

コンクリートが目立ち、無機質なイメージもある福井神社ですが、歴史や生命を感じる自然もたくさんあります。
そこまで大きな神社ではなく、じっくり見ても10分程度でしっかり満喫できる神社なので、気軽に立ち寄ってみてください。

ちなみに福井神社は、月替りの御朱印と、行事に合わせた限定御朱印の用意があり、それがカラフルで可愛いんです!
御朱印目当ての方にもおすすめです!

福井神社の基本情報・アクセス・マップ

名称 福井神社
住所 福井県福井市大手3-16-1
電話番号 0776-22-7662
御朱印受付時間 9:00〜17:00
交通アクセス JR福井駅から徒歩15分
福井鉄道 福井城址大名町駅または仁愛女子高校駅から徒歩5〜6分
北陸自動車道 福井ICから車で12分
駐車場 不明
SNS instagram @fukuizinja
Twitter ー
Facebook https://www.facebook.com/pages/福井神社/358539720907048
WEBサイト 不明

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歴史福井神社の画像
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