かずら橋を渡ってみよう！

かずら橋といえば徳島県三好市が有名ですが、池田町のかずら橋は本州唯一のもの。
全長44m、高さ12mと、その規模も日本有数です。

かずらはつる草の総称で、池田町のかずらは三好市から分けてもらったものなんだそうです。
日本一有名なかずら橋とも繋がりがあるんですね。

渡ってみると、足元の不安定さにびっくり。

歩くたびに揺れるので最初はドキドキしますが、慣れて来たらゆっくり絶景を楽しむことができますよ。

かずら橋は人気パワースポット！

実は池田町のかずら橋は、「このかずら橋の上で愛を誓うと永遠に幸せになれる」と、恋愛のパワースポットとして人気が高まっているんです。

私が渡った時も、カップルがたくさんいました。

では、なぜそんなパワースポットになっているのかというと、秘密は橋の下に…。

勇気を持ってかずら橋の真ん中あたりから下を眺めてみてください。
二股に分かれていた川が、1つに繋がっているのが見えます。2つの川が1つになっていることから、縁起がいいパワースポットとして人気があるんです。

しかも、かずら橋はとっても揺れるのでつり橋効果も期待できちゃうかも！？
大切な人と2人で渡って、永遠の愛を誓ってみては？

橋のたもとには恋みくじもあるので、二人の仲を占ってみるのも良いですね。

下からかずら橋を見てみよう！

かずら橋を渡りながら絶景を眺めるのもいいですが、下から見るかずら橋もまた格別。

かずら橋のたもとには遊歩道が整備されていて、川に降りられる階段も設置されています。

下から見る景色はこんな感じ。

新緑の季節だったので、足羽川の清流と緑が本当に美しかったです。

聞こえるのは川のせせらぎだけ。
柔らかな光も降り注いで、まるで夢のような世界が広がっています。

そして、目を凝らして歩いていると、こんなすごいものに出会ったりもするんです。
これ、なんだかわかりますか？

なんとこれ、イノシシの頭の骨なんだそう。

上流で死んでしまったイノシシが雪解けと一緒に川に流れて来たり、狩猟して川で冷やしていたものが流れてしまったりと理由はいくつかあるそうです。

池田町では、歩いているとイノシシや鹿に遭遇することも珍しくありません。
自然や山の生き物たちと昔から共存してきた池田の人々の営みにも想いを馳せることができました。

ふと上を見上げてみると、こんなに立派な木も。

一つ一つじっくり見てみると、圧倒されるような自然や命に出会うことがたくさんある池田町。
長い間池田の人々に大切にされてきた自然に触れて、リフレッシュしてみませんか？

かずら橋の基本情報・アクセス・マップ

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