日本一大きい大仏は福井にあった!なんでもでかい珍スポット「越前大仏清大寺」に潜入!

日本一大きい大仏は福井にあった!なんでもでかい珍スポット「越前大仏清大寺」に潜入!

みなさんは日本一大きい大仏ってどこにあるか知っていますか?
鎌倉にある大仏?
奈良県東大寺にある聖武天皇が建てた大仏?

実は、日本で一番大きな大仏は、福井県勝山市にあるんです。

今回は日本一大きい大仏「越前大仏」がある「大師山清大寺」の魅力を探しに行ってきました!

「越前大仏」とは

福井勝山清大寺越前大仏

越前大仏は、中国河南省の龍門石窟(りゅうもんせっくつ)にある「龍門奉先寺坐像(りゅうもんほうせんじざぞう)」をモデルに造られた毘慮舎那如来(びるしゃなにょらい・知徳の光で全宇宙を照らすという意味の大仏)です。

仏教ではお釈迦様のように実際にこの世に出現して教えを広めた仏(応人仏)と、仏教の教え(法)そのものを人格化した仏(法身仏)の2つがあると考えられています。越前大仏は後者の法身仏で、永遠不滅の宇宙の真理をあらわした仏様なのです。
参考:越前大仏公式サイト

しかし、日本一大きいにも関わらず、越前大仏が県外の人々に知られていない理由の一つとして、歴史の浅さが挙げられると考えられます。その詳細を、越前大仏がある清大寺の歴史とともに紐解いていきましょう!

なんでもでかすぎ!「大師山清大寺」

越前大仏がある大師山清大寺の敷地面積は22ヘクタール。なんと東京ドーム4.7個分の広大な敷地内に、大仏、大仏殿、五重塔、日本庭園などが配置されているのです。

福井勝山清大寺越前大仏

これだけ大きなお寺ということは、歴史と由緒があるに違いない!と思うかもしれませんが、実は完成したのは昭和62(1987)年とかなり最近。しかも、宗教法人として登録されたのは平成14(2002)年とかなり遅めなんです。

そして、越前大仏が完成したのも同じく1987年。つまり、越前大仏は2017年にようやく開眼30年を迎えたばかりなんです。日本で一番新しい大仏なんではないでしょうか。

実は清大寺は、勝山市出身であり、相互タクシーの創業者で大実業家である多田清氏が私財を投じて建設したお寺なんです。

私財を投げうって大仏とお寺をつくるなんて、常人には想像もつかない行動力!半端ないですよね。これだけの施設を建てるのに、一体いくらかかったんだろう…。

その歴史の浅さからなのか、魅力が知られていないからなのか、福井県在住でも、一度も行った事がない!という人も多いようです。

「大師山清大寺」のココがすごい!

しかし、清大寺や越前大仏は、そのスケールも雰囲気も圧巻のスポット。実際に足を運んでみて、そのすごさを実感しました!

そこで、現地に行ったからこそわかる、清大寺のたくさんの見どころを紹介します。

奈良の大仏よりも大きい!日本一の「越前大仏」

福井勝山清大寺越前大仏

清大寺のメインコンテンツである越前大仏。その像高は17mもあり、奈良の大仏よりも2m大きいんです。

先ほどから「日本一大きい」を連呼していますが、それは「建物内にある」「鎮座している」大仏のなかで、日本一大きいということ。ちなみに、茨城県にある牛久大仏は屋外にある立像で、全長100m近くあります。

また、多田清氏が一代で財を成したことから、「出世の象徴」とも言われています。全国の出世を願うサラリーマンや事業を成功させたい事業主さんは、一度お参りに来ると良いことがあるかもしれませんね。私もしっかりお参りしてきました!

越前大仏の周りには、石仏が1712体も配置されています。これだけの仏に囲まれた空間にいると、邪なことなど忘れ、心が浄化されていく感じがしました。
そして、日本一大きい大仏が安置されている大仏殿がこちら。

福井勝山清大寺越前大仏

越前大仏は奈良の大仏よりも大きいので、大仏殿も奈良にある大仏殿より大きいです。

写真に人影が写っているのがわかるでしょうか。これほどのスケール感はなかなか味わうことはできません。まるで自分が小さくなったかのような体験ができちゃいます。

こちらも日本一!勝山市内を一望できる「五重塔」

福井勝山清大寺越前大仏

日本で最も高い五重塔があるのも清大寺。なんと高さは75m!五重塔といえば京都にある東寺が有名ですが、東寺の五重塔は55m。それよりも20mも高いんです!

5つあるそれぞれの階層に仏像が配置されており、登りながらお参りすることが出来ます。

「さすがに5階まで階段で登るのはしんどいなあ」と思う方もいるかもしれませんが、ご安心を!
この五重塔にはエレベーターが完備されているので、車椅子の方でも足に自信がない方でも、こんなふうに勝山市内を一望できるんです。

清大寺境内にはイチョウやモミジなどたくさんの広葉樹が植えられており、秋にはきれいな紅葉を楽しむことができます。

映画のセットみたい!「門前町」

福井勝山清大寺越前大仏

清大寺には、越前大仏や五重塔以外にも見どころがたくさんあります!

まず見てほしいポイントは、駐車場に車を停めて大仏に向かう途中にある門前町。

門前町といえば、寺院の前に飲食店や土産物店が自然と並び、お寺ができたあとに徐々に門前町となっていくのが普通ですが、実はここも多田清氏がつくってしまったのです。

かつてはすべての建物にお店が入っていたそうですが、現在常時開店しているのはおみやげ物を取り扱う1店舗のみ。

しかし、夏まつりや新そばまつりの時になると、飲食店や各団体が店を構えお客様をもてなします。

7月28日(土)に行われた「越前大仏もんぜん市&なつまつり」では、珍しいジャージー種の牛乳を使用したアイスを販売している「ラブリー牧場」、ひょうたんランプの展示をする「アトリエサンクチュアリ」、スイーツとカフェタイムが楽しめる「スイーツ食愛(クラブ)かつやま」、ネジに命を吹き込む「ねじアート」などが出店していました。

とにかくでかすぎ!「大門」

福井勝山清大寺越前大仏

拝観料を支払ったらこの「大門」をくぐって境内の中に入ります。

大門の左右に安置されている二体の仁王像の大きさはなんと7.8m。仁王像は中国で制作され、海を越えて勝山市に運ばれてきました。

7mを超える像がすっぽりと入り、さらに2階部分もついているなんて、大門がいかに大きいかよくわかりますよね。入口の段階で大きさに圧倒されてしまいました。

大門をくぐると、大仏殿までは2本の回廊が延びており、雨や雪の日でも濡れずに大仏殿までたどりつくことができます。

回廊に使われているのは樹齢1500年を超える台湾桧。その数なんと152本。
貴重な木材が使われているということもあってか、整然と並んでいる柱の中を歩くと心が静まるような感覚を覚えました。

中国の国宝第一号を模倣した「九竜壁」

福井勝山清大寺越前大仏

大仏殿から五重塔に向かう回廊の右手側にある九龍壁。壁の両面には8263枚の陶板と瑠璃瓦が使用され、九頭の龍が宝球と戯れる姿が描かれています。

この九竜壁は、中国の大同にある九竜壁を再現して作られた日本唯一の装飾壁です。元となった九龍壁は、中国の国宝第一号に指定された由緒あるもので、中国政府の許可をとり作成したそうです。

勝山市に県下最大河川である九頭竜川が流れていることにちなんで建設したのでしょうか。

美しい四季の移ろいが感じられる「日本庭園」

福井勝山清大寺越前大仏

大仏殿から五重塔にむかう途中には日本庭園があります。桜、杉、モミジが植えられており、四季折々で異なる美しい顔を見せてくれます。

冬には雪に耐えられるよう「雪つり」が施されるので、雪が被った姿もまた見ごたえがあります。
1周10分程度で歩いてまわれるので、五重塔まで行く人はぜひ歩いてみて下さい。

私のオススメは紅葉のころで、勝山市内だと11月中旬くらいが見ごろとなります。

日本庭園はもちろんのこと、園内のいたるところでイチョウの黄色とモミジの紅が映え、大仏殿や五重塔との美しいコントラストを見ることができます。

「大師山清大寺」と「越前大仏」はオススメ珍スポット!

勝山市には「福井県立恐竜博物館」や苔が美しい「平泉寺白山神社」、高原のアクティビティが楽しめる「スキージャム勝山」など見どころがいっぱいありますが、「大師山清大寺」と「越前大仏」も見逃してはいけません。

まるで自分が小さくなってしまったかのようなこのスケール感、多田清氏が建設した絢爛たる建物、特大の大仏と1000を超える石仏に見守られながら祈る特別な空間。

大師山清大寺ならではの不思議な感覚を味わいに行きませんか?

名称 大師山清大寺
住所 福井県勝山市片瀬50字1-1
電話番号 0779-87-3300
開館時間 8:00~17:00(冬季変更有)
休館日 無休(冬季臨時休業有)
拝観料 大人 500円
小人(小・中・高校生)300円
交通アクセス えちぜん鉄道勝山駅から車で約10分
勝山ICから車で約10分
えちぜん鉄道勝山駅からコミュニティバス(平泉寺・猪野瀬便)で約20分 越前大仏前下車
駐車場 無料駐車場あり
400台収容(大型バス駐車場も完備)
WEBサイト http://etizendaibutsu.com/

幻想的な光に包まれる!美しいスカイランタンと日本一大きい越前大仏のコラボレーション【勝山市】

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