旧国宝の日本三大鳥居も!氣比神宮の見どころ&パワースポット8選 【敦賀市】
敦賀といえば、越前國一宮の氣比神宮(けひじんぐう。一宮とは地域で最も社格が高い神社のこと)。
歴史もあり、文化財も多数存在しており、歩いているだけで力が湧いてくるような気がしてきます。
もしかしたら、強力なパワースポットなのかもしれません!
今回は、氣比神宮の見どころとパワースポットをたっぷりご紹介します。
氣比神宮の見どころ①大鳥居
まずは氣比神宮の入り口にある大鳥居。
美しい朱塗鳥居は、国の重要文化財(以前は国宝)に指定されており、奈良の春日大社、広島の厳島神社とともに『日本三大鳥居』に数えられています。
実は、氣比神宮の社殿のほとんどは第二次世界大戦中の空襲で焼失していて、戦後再建されたものなんです。
しかし、この大鳥居は空襲を免れたため、寛永年間(1624〜1644年)に造られた時のままなんだそうです。
正面の扁額(真ん中の氣比神宮と書いてある部分)は、有栖川宮威仁親王が書かれたもの。
氣比神宮の中で最も歴史を感じられる部分なので、じっくり見てみましょう。
氣比神宮の見どころ②社殿
神門を入ると、右手にあるのが外拝殿。
奥から四社の宮(本殿を囲むように配置されている)、本殿、内拝殿、外拝殿があります。
これらは第二次世界大戦後に再建されたものですが、焼失前の旧本殿は、江戸時代初期の慶長19(1614)年に結城秀康によって再建されたもので、旧国宝に指定されていました。
氣比神宮の見どころ③絵馬堂
大鳥居からまっすぐ歩いて行くと、突き当たりに何やら不思議な建物が。
『絵馬堂』と呼ばれるこちらの建物。
内側にはたくさんの絵馬がかけられていました。
絵馬というと初詣の時などに書く小さなものをイメージしますが、室町時代頃からはこのように大きな扁額式の大絵馬が登場し、安土桃山時代になると、著名な絵師による本格的な絵馬が人気となり、絵馬を展示する絵馬堂も建てられるようになったそうです。
(氣比神宮の絵馬堂がいつ建てられたのかは不明です)
その当時、絵馬堂は美術館のような役割も果たしていたとか。
氣比神宮の見どころ④松尾芭蕉の像と句碑
松尾芭蕉は『おくのほそ道』の旅の際、、敦賀で10もの句を詠みました。
その中のいくつかの句碑と、松尾芭蕉の像が氣比神宮にあります。
松尾芭蕉と敦賀についての詳細はこちら>>『おくのほそ道』で松尾芭蕉が詠んだ敦賀の景色をめぐる旅
氣比神宮のパワースポット
氣比神宮にある、特にパワースポットと言われている場所をご紹介します。
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