地元でしか食べられないかに刺しは絶品!旅館うおたけの越前がにプラン大公開!【越前町】

地元でしか食べられないかに刺しは絶品!旅館うおたけの越前がにプラン大公開!【越前町】
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福井県の冬の味覚の王様といえば、もちろん越前がに
今回は、越前町の厨漁港近くにある『越前の宿 うおたけ』の越前がに料理を中心に紹介します。(こちらの記事は2017年の情報です)

越前がにとは

福井越前漁港越前がにうおたけ宿泊の画像

越前がにとは、福井県内で漁獲されるズワイガニのオスのことをいい、皇室にも献上されている大変貴重なものです。

毎シーズン、県内で水揚げされる越前がにの7割が漁獲される越前町は、漁場が沿岸から比較的近く、越前がにが新鮮なまま漁港に届く恵まれた環境が特徴の地域です。
また、海岸沿いには飲食店や旅館も多く、新鮮で美味しい越前がにが堪能できるのもポイント。

今回は、そんな越前町にある『越前の宿 うおたけ』の越前がに料理を中心にご紹介します。

うおたけで冬の味覚の王者『越前がに』を堪能する

福井越前漁港越前がにうおたけ宿泊の画像

1年で最も早く越前がにを食べたいなら、漁解禁の翌日である11月7日のランチを狙いましょう。
旅館であれば、7日の夕食から提供される場合がほとんどです。

越前の宿 うおたけの11月7日から3月末までの料理のメインももちろん越前がに。
カニの大きさや量によって様々なプランがあります。

今回は、そんなうおたけさんの『越前かにフルコース』をいただきました。

何から食べようか迷ってしまうほど豊富で豪華なお料理の数々に驚きましたが、まずはかに刺しから。

福井越前漁港越前がにうおたけ宿泊の画像

わさび醤油でぷりっぷりの生の越前がにをいただきます。

カニといえば茹でて食べるのが一般的ですが、新鮮な越前がにが手に入る越前町では、お刺身も堪能できるんです。

福井県外ではほぼ食べることができない越前がにのかに刺し。
貴重すぎて泣けます!

続いては焼きかに。

福井越前漁港越前がにうおたけ宿泊の画像

かに刺しは越前がにの風味が強く感じられましたが、焼くとそこに香ばしさもプラスされて、こちらもたまりません。

さらに、かに唐揚げまで。

福井越前漁港越前がにうおたけ宿泊の画像

焼きかにとはまた違った、揚げ物ならではの味が楽しめました。

筆者が個人的に気に入ったのは、こちらのカニ味噌豆腐。

福井越前漁港越前がにうおたけ宿泊の画像

かに味噌は好き嫌いが分かれるところだと思いますが、こちらのかに味噌豆腐は、味噌の味が程よいので、かに味噌はちょっと苦手という方にもおすすめできます。

そして、なんといっても一番目を引くのが、丸ごと茹でられた越前がに!

福井越前漁港越前がにうおたけ宿泊の画像

大きな甲羅としっかりとした脚。
まさに冬の味覚の王様と呼ばれるにふさわしい姿で、食べるのがもったいないくらい。

越前がにの象徴である黄色いタグもきちんとついていました。

福井越前漁港越前がにうおたけ宿泊の画像

地理的表示(GI)保護制度の対象に登録されたことに伴い、2018年にタグデザインが新しいものになったため、現在は画像のものとは少し異なります

脚には身がたっぷり詰まっていて、「美味しい」の一言!

そうそう。
カニの身って取るのが難しくて、集中して無言になっちゃいますよね。
しかし、福井県民はカニを食べるのが本当に上手なんです。

なんと、中学校でカニを食べる授業があるほど。
そのため福井県民は、どうすれば身が綺麗に取れるかよく知っているんです。

食べるのが難しいと思ったら、旅館の方に聞けば、福井人流のカニの食べ方を教えてもらえるかも!

さらに、地元では越前がによりも人気の高い、メスのせいこかにも出てきました。

福井越前漁港越前がにうおたけ宿泊の画像

オスの越前がにに比べて値段が安いため、福井の食卓にのぼるのはほとんどがメスのせいこがに。

越前がにのように身を食べるのではなく、味噌や内子、外子(卵)をメインで食べます。
味噌と内子、外子のなんともいえない味と食感がたまらないため、こちらの方が好きという地元の方はかなり多いんです。

福井は日本酒も美味しい土地なので、味噌と内子を混ぜたものをつまみにすればいつまででも飲めちゃいそう!
本当に、それくらい絶品なんです。

せいこがにの味噌と内子

でも、まだまだこれで終わりではありません。
たっぷりのカニの足が殻ごと入ったかに鍋まであるんです。

福井越前漁港越前がにうおたけ宿泊の画像

出来上がった鍋は、カニの旨味がたっぷり凝縮されていて、おつゆの最後まで飲み干したいくらい。

そして、締めはかに釜めし。

福井越前漁港越前がにうおたけ宿泊の画像

カニ料理だけでボリューム満点で、もうお腹が限界!という感じでしたが、釜めしは一口ほどなのでちょうど良い量で、美味しく食事を終えることができました。

その他、イシダイ、カジキ、ブリ、甘エビなどの新鮮なお造りもあり、お食事の満足度はピカイチです。

しかし、こんなにたくさんは絶対に食べられない!と思う方も多いと思います。

そんな方にも朗報。
うおたけでは、茹でた越前がには持ち帰りが可能です。
発泡スチロールに保冷剤を入れてもられるため、県外のお客さんの中には、このカニの持ち帰りを最初からお願いする方も多いんだとか。
食べきれなくても無駄になることはないのが嬉しいですよね。

越前の宿 うおたけのお部屋やお風呂の詳細

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