越前そばの里で手打ち体験!食べ方も珍しい越前そばの虜に…【越前市】

越前そばの里で手打ち体験!食べ方も珍しい越前そばの虜に…【越前市】
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福井県は日本でも有数のそばの産地で、作付け面積、収穫量ともに全国3〜4位という、正真正銘のそばどころ。
福井県のグルメといえば『越前そば』と答える人も多いです。
ということで、福井のおそば『越前そば』を楽しむべく、越前市にある越前そばの里に行って来ました!

越前そばの里へ出発!

越前市の武生駅から車を走らせると、15分ほどで市街地からのどかな風景に。
道の両脇にも畑が増えてきます。福井越前そばの里手打ち体験の画像

しかし、畑にはお米でも野菜でもなく、見慣れない白い何かが…

この白い花、一体何だかわかりますか?

福井越前そばの里手打ち体験の画像

そばの収穫が始まる少し前の、10月中旬頃の様子

実はこれは、そばの花と実。
白い部分が花、先の方についている茶色い部分が実です。

そんなそば畑に囲まれた場所に、越前そばの里はあります。

福井越前そばの里手打ち体験の画像

初めてでも楽しい!越前そば打ち体験

越前そばの里では、美味しい越前そばが食べられるのはもちろん、楽しいそば打ちの体験もできます。
私も、体験夢工房でそば打ちに挑戦!

用意されているのは、180gの粉。
これで2人前のおそばを打つことができます。

まずは、そば打ちに欠かせない木の器(こね鉢)に粉を全て入れ、用意された水を半分よりちょっと多めに注ぎます。

福井越前そばの里手打ち体験の画像真ん中に穴を開けて、穴に向かって水を投入!

水を入れるだけなのに緊張!

水の量は、一般的には粉の量の45%前後と言われていますが、季節やそば粉の状態によって違います。
職人さんは感覚で水の量を加減したりするようです。奥が深い!

水を加えたら、粉と水を合わせる水回しという作業をします。
捏ねずに、ひたすら粉をかき回すイメージで水となじませていきます。

福井越前そばの里手打ち体験の画像

その後も、手をすり合わせたり、粉を持ち上げるように混ぜたり、いろいろな手の動かし方をして、ただただ混ぜていきます。

福井越前そばの里手打ち体験の画像インストラクターの方が隣で手の動きをレクチャーしてくれました。

こんな混ぜ方できちんと水が行き渡るの?と心配でしたが、だんだんと粉が均一になってきて、水が全体にまわっていることが感じられるように。

そして、混ぜてこねること約10分。

結構疲れる!と感じてきたところで、つるんとしたそば玉?ができました!福井越前そばの里手打ち体験の画像最初の粉からは想像ができないほどつるっつるに!

この後は、伸ばしたり切ったり、よくイメージするようなそば打ちの工程に入ります。
しかし、実はそば打ちの工程で最も大事なのはここまでの水回しなんだとか。

この時点ですでにおそばのできがほぼ決まってしまっていると聞き、ちょっと焦りましたが、気を取り直して伸ばす作業に挑戦!

球状にしたおそばをつぶして丸くし、麺棒で丸く伸ばしていきます。

福井越前そばの里手打ち体験の画像

ここは結構センスが必要!ですが、インストラクターの方が丁寧に教えてくださるので、初めてでも大丈夫です。

いい感じに丸くなったら四角くしていきます。

福井越前そばの里手打ち体験の画像

麺棒に巻きつけてリズミカルに叩き、方向を変えてまた巻きつけて…の繰り返し。
本当に伸びているの?と思いましたが、広げるたびにだんだんと大きく薄く、しかも四角くなっているんです。
叩き加減やスピードのコツをつかむのが難しかった〜。

プロのスピードも見せていただきましたが、本当に早い!
しかも、プロは一度にもっとたくさんの量を打つので、かなり重労働のはず。
一人前になるのに10年以上もかかると言われる理由がよくわかりました。

福井越前そばの里手打ち体験の画像いつの間にか四角くなっていました!

ちなみに、「そばを打つ」と言いますが、その言葉の由来は、このおそばをのばす工程で、麺棒をそばに打ち付けることだという説があるんだとか。

いい大きさになったら畳んで…

福井越前そばの里手打ち体験の画像

いよいよ切る工程に突入!
ここで出てきた、おそばを切る「そば包丁」はとっても不思議な形。

福井越前そばの里手打ち体験の画像

そば切包丁は柄の向こう側(自分と反対側の部分)が斜めになっているので、切ったそばをざっと取ることができてとても便利!
おそばを切る時は、こま板に沿って上から刃をグッと入れて、左に倒してこま板をずらす、切る…の繰り返し。

福井越前そばの里手打ち体験の画像

太さがバラバラ…という初心者あるあるな状態になりましたが、なんとか終了!
そうそう、越前そばは一般的なおそばより麺が太めなので、初心者でもそれっぽくできるかも笑

その場で食べられる!

体験で打ったおそばはその場で茹でてもらい、食べることができます。

完成した越前そばがこちら!

福井越前そばの里手打ち体験の画像

天ぷら(プラス500円)と福井名物の鯖寿司(基本的に外国人と国内の団体様向けとなっています)もついて、とっても豪華に!
(イベント期間中であれば、持ち帰りのみのそば打ち体験ができることもあります。)

普通のお蕎麦との違いにびっくり?

越前そばは、おろしそば、越前おろしそばとも呼ばれることがあり、大根おろしがかかっているのがスタンダード。
だし、大根おろし、かつお節、ネギも最初からかかっていることが多いです。

初めて見た時はびっくりするかもしれませんが、越前そばの独特の太さと歯ごたえ、たっぷりの薬味、だしとのバランスの良さに感動すること間違いなし!

私も、越前そばを食べるまでは、そばより断然うどん派!でしたが、越前そばに出会ってからは、そばでもうどんでもなく、越前そばが好きになってしまいました。
まだ越前そばに出会ったことがない方も、一度食べればこの気持ちに共感してもらえるはず!

越前そばの里では、そば打ち体験以外にも、福井名物の水ようかん作り体験などもできます。家族や友達、カップルで楽しく体験してみては?

デザートもお土産もあります!

食後にデザートが欲しい…という方は、ソフトクリームはいかがですか?
バニラソフト、抹茶ソフトと定番のソフトクリームがありますが、一番のおすすめはそばソフト!

福井越前そばの里手打ち体験の画像

一口食べるとおそばの香りが口の中いっぱいに広がって、そばの実のカリカリ感もたまりません。
コーンとワッフルを選べるのも嬉しい!

カップ入りには、そばの里自家製あんことカリカリスティックがついて300円ととってもお得です。

さらに、体験工房の横にある「越前屋」には、福井名物のお菓子などが豊富に揃っています。
お土産はこちらでどうぞ。

福井越前そばの里手打ち体験の画像

日持ちはしませんが、福井産のコシヒカリを使ったぼたもちが大人気とのこと。
実はコシヒカリ発祥の地は福井県なので、おやつに一つ買ってみてください。

福井越前そばの里手打ち体験の画像

さらに、そば打ちに使うこね鉢や包丁も売っています。
体験でそば打ちにはまってしまった方は、お家でもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

福井越前そばの里手打ち体験の画像

福井県を語る上で欠かせない『越前そば』。
一般的なおそばよりも黒っぽく、太めなのが特徴で、その食べ方もかなり変わっています。

福井県にきたら越前そばを食べるのはもちろんですが、せっかくなら手打ち体験もしてみませんか?

越前そばの里の基本情報・アクセス・マップ

名称 越前そばの里
住所 福井県越前市真柄町7-37
電話番号 0778-21-0272
営業時間 9:00〜16:00
定休日 1月1~3日
アクセス 北陸自動車道 武生ICから車で約2分
JR武生駅から福鉄バス和紙の里行き「北村」バス停下車徒歩8分
JR武生駅からタクシーまたはバスで15分
(ニッポンレンタカー武生駅前営業所あり)
駐車場 150台/無料
SNS instagram @echizensoba
Twitter @echizensobasato
Facebook https://www.facebook.com/越前そばの里-1893613914223196/
WEBサイト https://www.echizensoba.co.jp/
https://www.echizensoba.co.jp/taiken01(予約はこちらから、前日・当日の予約は電話でお願いします)

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福井越前そばの里手打ち体験の画像
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