【福井県鯖江市】誠照寺には文化財がいっぱい!親鸞ゆかりのお寺に行ってみよう!

【福井県鯖江市】誠照寺には文化財がいっぱい!親鸞ゆかりのお寺に行ってみよう!

鯖江市内の見どころ観光スポット・誠照寺は親鸞ゆかりのお寺で、浄土真宗誠照寺派の本山です。
鯖江市に来たら、歴史に興味がある人もない人も絶対に見ておくべき誠照寺!
文化財もたくさんある誠照寺についてレポートします!

誠照寺とは?

誠照寺の画像

誠照寺は、1208年に親鸞が流罪で越後へ送られる途中で、越前上野ヶ原の豪族・波多野景之の別邸で説法をしたことに始まります。
その場所は現在の鯖江市日の出町で、親鸞が送られる際の輿車に由来して「車の道場」と称されていましたが、手狭となったことから1321年に現在地に移り、後二条天皇から真照寺の寺号を与えられました。
親鸞が説法を行った茶寮「車の道場」も現存しており、今でも見ることができます。

当時の真照寺の境内敷地は現在の7倍の約1万坪もあ理、寺の周辺には門前町が形成され、これが現在の鯖江の基礎となったといわれています。
そして1437年には、後花園天皇の勅願を受けて誠照寺となりました。

現在は観光客が度々訪れる他、イベント等を敷地内で行うこともあり、鯖江市のシンボルともいえるお寺として今でも愛されています。

誠照寺は文化財の宝庫!敷地内をゆっくり歩こう!

誠照寺内には数多くの文化財があります。
建造物は誰でも見ることができるので、観光の際は歴史を肌で感じながらじっくりと見学してみてください。

四足門

誠照寺の画像

誠照寺の文化財の一つ目は、入り口にある四足門。
四足門としては県内最大規模の遺構で、福井県の文化財に指定されています。
しっかりとした造りに細かな装飾が施されていて、さすがは本山というべき立派な門です。

この門の中でも特に見所なのが「駆け出しの龍」。
誠照寺では1862年に大火災があったのですが、この龍が水を吐いて門を守ったという伝説が残っています。

駆け出しの龍は、日光東照宮の「眠り猫」など多くの作品を残した名工、左甚五郎さんが作ったと言われていますが、この方が実在したかは不明なんだそうです。

御影堂

誠照寺の画像

メインの御影堂は1862年の火災で焼失してしまったため、再建されて明治10年に完成したもので、市の文化財に指定されています。
県内最大の木造建築であり、中は金箔押の欄間彫刻や極彩色が施された小壁など、真宗の本山建築にふさわしい大規模で装飾的な堂舎となっています。

鐘楼と洪鐘(梵鐘)

誠照寺の画像

鐘楼、洪鐘も四足門と共に火災を免れた建物で、市の文化財に指定されています。
寺の記録によると1827年に再建に着手し1846年に完成したもので、大工は小野谷惣右衛門とのことです。

鐘楼の柱の間は4.19mありますが、これは四本柱形式の鐘楼としては福井県最大であり、袴腰形の切り石積み基壇の上に建つ特異な形式です。
細部には欅材を用いた彫刻装飾がバランス良く配置され、江戸時代後期の特徴を示した優れた建造物と言われています。
網が張り巡らされていますが、近くまで行ってじっくり観察してみてください。

梵鐘は市内にある梵鐘の中では唯一の第二次世界大戦以前のもので、戦時中にはいちど供出され、門徒らの強い希望で戻された経緯を持つ貴重な資料です。

笠形の外周縁、肩と呼ばれるところに八葉を鋳出しているのが特徴で、卍くずしや、草の間には獅子、唐草、麒麟に雲などの模様が鋳出されています。
「寶暦六丙子年八月日」、「治工大坂住 大谷相模掾藤原正次」の文字は宝暦6(1756)年の制作年と作者を表しています。

阿弥陀堂

誠照寺の画像

阿弥陀如来の木像を安置している市指定文化財の阿弥陀堂は、御影堂よりも小規模ですが、県内では最大級の木造建築です。
彫刻装飾に優れ装飾的で貴重な建造物で、特に胴体をU字にくねらせた木鼻の龍が特徴的です。

そして、少し気になるのが御影堂と阿弥陀堂を結ぶ廊下の部分。

誠照寺の画像

下の扉の向こうがどうなっているのかも気になりますが、左側の手すりが曲がっているのはどうしてなんでしょうか。

誠照寺の画像

右側はまっすぐになっているので、不思議ですよね。

誠照寺の画像

紙本金地著色日月松楓図(しほんきんじちゃくしょくじつげつふうず)

168-1出典:鯖江市公式サイト

ここからは誠照寺の中にある文化財の紹介です。
紙本金地著色日月松楓図は桃山時代に作られた屏風で、福井県指定の文化財となっています。
総金地に松葉の緑と楓の紅葉の色彩のが美しいですよね。

髪繍六字名号(はっしゅうろくじみょうごう)

誠照寺の画像 出典:鯖江市公式サイト

室町時代中期のもので、県指定の文化財となっています。
普通の掛け軸に見えますが「南無阿弥陀佛」の字は人の髪で繍いあらわしたものなんです。
寺伝によると、この六字名号「南無阿弥陀佛」は御伽草子や浄瑠璃にも登場する中将姫という人物の頭髪によって織り出されたものだそうです。

刺繍阿弥陀如来像

誠照寺の画像

出典:鯖江市公式サイト

南北朝時代以降に流行したこのような阿弥陀如来像は絵画となっていることが多いですが、誠照寺にあるものは刺繍でできていて、とても稀なものだそうです。
室町時代中期に作られたもので、当時このような繍仏も数多くつくられていましたが現存例が少ないため、とても貴重なものなんです。

県や市指定の文化財が数多く存在する誠照寺。
歴史好きも、そうじゃない人も、鯖江に行く際にはぜひ立ち寄ってみてください。

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感想(4件)

名称 真宗誠照寺派 本山 誠照寺
住所 福井県鯖江市本町3-2-38
電話番号 0778-54-0001
WEBサイト http://www.jyosyoji.jp/

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