青空に映える真っ白な恐竜を撮影しよう!勝山の人気フォトスポット・ホワイトザウルスとは
今回は、写真スポットとして大人気!
福井県内でも珍しい「白い恐竜」が見られるスポットを紹介します。
福井は恐竜王国?その理由とは
福井県が恐竜王国と言われていることを知っていますか?
その証拠に、福井駅前にはこんなに大きな恐竜が!
詳しくはこちら>>恐竜王国福井を気軽に体感できる場所とは?
昭和57年に福井県勝山市で中生代白亜紀前期のワニ化石が発見されて以降、昭和63年には同じ場所で恐竜の歯などが発見され、その後も恐竜の骨、足跡が相次いで発見されています。
今や福井県は、日本の恐竜研究の中心として注目を集める場所なんです。
発掘される化石の数の多さだけでなく、日本国内で発見され、新種とされた恐竜のほとんどが福井県で発見されています。
フクイラプトル、フクイサウルス、フクイティタン、フクイベナートルと、「フクイ」と名のつく恐竜(=福井県内で最初に見つかった恐竜)が4種類も!
これらの恐竜の化石は全て福井県勝山市で発見されており、勝山の名前を冠したコシサウルス・カツヤマという恐竜もいるほどです。
恐竜推しがすごい!勝山市
そんな勝山市は、福井県立恐竜博物館があったり、街のいたるところに恐竜がいたり、とにかく恐竜推しのまち!
勝山駅に降り立つと、早速恐竜が出迎えてくれます!
足下を見ると、いたるところに恐竜が描かれたマンホールや、恐竜の足跡が!
さらに、道の脇にも恐竜のモニュメントがあります。
勝山市のアイドルキャラクター、チャマゴンも!
本当にいたるところに恐竜が隠れている勝山市。
隠れ恐竜を探すまち歩きも楽しいかも!
フォトスポットとして大人気!ホワイトザウルス
その中でも、人気の写真スポットがこちら。
ホワイトザウルスです!!
山々を背にして悠然と佇むホワイトザウルスの全長はなんと16.9m。
ちなみに、上の写真でホワイトザウルスの頭の下あたりに見えるドームが、福井県立恐竜博物館です。
晴れている日は、青空と真っ白な恐竜のコントラストが本当に綺麗!
また、冬は雪の中のホワイトザウルスもなかなかでおすすめです。
ホワイトザウルスでおもしろ写真を撮ってみて!
ホワイトザウルスを使って、こんな写真を撮ることもできますよ!
(手の位置と向きに失敗しましたが…)
勝山市に行く機会がある方は、勝山市を代表するシンボル「ホワイトザウルス」の前で記念に写真を撮ってみてはいかがですか?
恐竜博物館に行く途中に通ることもできるので、ぜひ!
ホワイトザウルスの歴史
実は今のホワイトザウルスは2代目。
初代は2009年に福井県によって作られたもので、2011年にこの場所にやってきました。
しかし、初代ホワイトザウルスは和紙や木でできていたため、雨風にされされて傷んでしまい、2016年7月に頭が落ちてしまいました。
初代ホワイトザウルスが撤去された後、同所にはホワイトエッグが置かれ、住民も2世の「孵化」を心待ちにしていました。
クラウドファンディングも
2016年秋には「リ・ボーン作戦」として2代目ホワイトザウルスを復活させるべく、クラウドファンディングもスタートしました。
1万円以上の寄付でもらえる、ホワイトザウルスのクリスタルキーホルダーやモニュメントなどは、「返礼品限定にするのはもったいない!」「ほしい!」という意見が多数出るほどネットで話題に。
実際の返礼品
繊維強化プラスチック製の2代目
クラウドファンディングで850万円以上を集め、雨や風に強い繊維強化プラスチック製に生まれ変わった2代目が、2017年11月に勝山に帰ってきました。
完成式典や記念イベントに集まった人数はなんと250人以上。
人口2万人ちょっとの勝山市にこれだけの人数が集まるとは、ホワイトザウルスがどれだけ愛されているかよくわかります!
ホワイトザウルスは実在の恐竜?
ちなみに、「ホワイトザウルスって本当にいたの?」と地元の方に聞いてみたところ、「ティラノサウルスをモデルにした仮想の恐竜」とのお答えが。
でも、勝山市では日々恐竜の研究が進んでいます。
もしかしたら、ホワイトザウルスのような真っ白な恐竜が存在していたかもしれないですよね!