福井の名産品『小鯛の笹漬け』も登場!【地魚の聖地。若狭路 お魚クイズまとめ第2弾】
福井県と嶺南地域の6市町は、各市町が 協力しあい、将来にわたって地域おこしに活用できるブランドとして『地魚の聖地。若狭路』を2014年に定めました。
Dearふくいは、福井県(特に嶺南地方)のお魚の素晴らしさを、福井県のみならず全国の皆さんに知ってほしいとの想いから『わかさ王子サポーター』として『地魚の聖地。若狭路』を応援しています!
ここでは、2/8〜2/14にDearふくいのSNSで行った「地魚の聖地。若狭路」お魚クイズで取り上げた若狭路のお魚をまとめました。
第2弾はアンコウ〜メイタガレイ。どれだけ知ってる魚がいるかな??
キダイ(レンコダイ)
鯛の仲間ですが、体色は黄色を帯びています。
水深50〜1000mのところに生息し、延縄(はえなわ)や底曳網で漁獲されます。
体が黄色がかっていることから黄鯛と呼ばれることはわかりやすいですが、レンコダイ(連子鯛)の方がポピュラーな感じがしますよね。
これは、黄鯛が群れをつくって泳ぐので、延縄で連なって漁獲される様子に由来すると言われています。
福井県の若狭地方では、全長15㎝くらいのものは、一塩して酢で締めた後に樽に詰められ、『小鯛のささ漬』として販売されます。
これは福井の名産品でもあります。
アンコウ
冬が旬とされ、特に関東で人気が高い魚です。
体がぶよぶよしていることから、胃袋に水を入れて安定させ、アゴに鉤をひっかけて吊るした状態で捌く「吊るし切り」をすることでも有名ですよね。
また、七つ道具と称される「えら・皮・肝(肝臓)、水袋(胃)、ぬの(卵巣)、とも(ひれ)、柳肉(肉)」の7部位すべてが食べられ、鍋にして食べるのが代表的です。
特に肝(肝臓)はその美味しさが珍重され、アンキモとして有名。見た目はちょっとグロテスクですが、美味しい冬の味覚ですよね。
アカムツ
口内が黒いことから、別名「ノドグロ」と呼ばれています。
体は長卵形をしていて、体色は赤色、腹部は銀色。水深100~200mの海底付近に生息しており、底曳網で漁獲されます。
煮物、焼き物にされることが多いですが、お刺身も美味しそうですよね?
どうして口の中が黒いかというと、アカムツの生息地は水深100〜200mとかなり深い場所。
太陽の光は届かない真っ暗な世界です。
ここで口の中が白いと、口を開けた時に目立ってしまいますよね。
だから、身を守るために口の中が黒くなっているそうですよ!
ハタハタ
雷が鳴ると豊漁になることから「鱩」、または雷とともにやってくる神の魚という意味で「鰰」とも書きます。
読めない…
福井県では昔からポピュラーな魚で、最盛期にはスーパーなどに数多く並びます。
福井県で獲れるハタハタは皮が薄く、色も鮮やかなのが特徴で、味の良い大衆魚として親しまれています。
干物で食べるのが美味しいですよ!
メイタガレイ
体高が高く、体型は菱形で肉厚なカレイの仲間です。
眼の前方に2本の短い骨質の隆起があるのが特徴。
体色は灰色または赤褐色で、大小の暗褐色の斑紋が多数あります。
一般的にカレイといえばマコガレイのことを言いますが、実はカレイには仲間がたくさんいるんです。
このメイタガレイは内湾の砂泥域に生息し、定置網、底曳網、刺網などで漁獲されます。
煮物や焼き物にすると美味しいそうです。