福井ではハリセンボンも獲れる!【地魚の聖地。若狭路 お魚クイズまとめ第6弾】

福井ではハリセンボンも獲れる!【地魚の聖地。若狭路 お魚クイズまとめ第6弾】
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福井県と嶺南地域の6市町は、各市町が 協力しあい、将来にわたって地域おこしに活用できるブランドとして『地魚の聖地。若狭路』を2014年に定めました。
Dearふくいは、福井県(特に嶺南地方)のお魚の素晴らしさを、福井県のみならず全国の皆さんに知ってほしいとの想いから『わかさ王子サポーター』として『地魚の聖地。若狭路』を応援しています!
ここでは、3/8〜14にDearふくいSNSで行った「地魚の聖地。若狭路」お魚クイズで取り上げた若狭路のお魚をまとめました。

シロサバフグ

出典:魚図鑑WEB

体はやや長く、頭部から背ビレ起点にかけての背面と、腹面に小さいトゲがあり、尾ビレの下方と上後縁は白くなっています。
沿岸域に生息し、定置網や底曳網で漁獲されます。

肉、皮、精巣は無毒で、干物、塩漬け、煮物などにされます。

シロサバフグはサバフグ属に分類されます。
サバフグ属に属するフグで食べられるのはシロサバフグ、クロサバフグ、カナフグだけ。

が、東南アジア産で日本でもたまに獲れるドクサバフグは、内臓、筋肉共に猛毒で、シロサバフグなどに混じってしまうとプロでも間違えることがあるそうです。

クロサバフグやシロサバフグとドクサバフグの違いは、頭の小棘の分布のしかたが代表的である。
前者は頭の部分にのみ分布するが、後者は頭のみでなく、背鰭の付け根まで達する。
他に尾鰭の切れ込みの深さの違い、腹の膨らみ具合の違いなどでも区別できるが、個体差にも左右されるため見分けるのは難しい。
出典:wikipedia

ちょっと怖いですね。

ハリセンボン

若狭福井魚ハリセンボンの画像 出典: 魚図鑑【かぎけんWEB】

体全体に立てたり重ねたりできる強くて長いトゲが密生し、特異な姿なのでこの名が付けられました。

しかし、実際にはこのトゲは1000本もありません!

冬期に、全長10cm前後の未成魚が時々海岸に打ち上げられることがあり、肉、皮、精巣は無毒ですが、福井県ではほとんど利用されていません。

また、ネズミフグと大変よく似ていますが、ヒレに黒点があるとネズミフグで、ないのがハリセンボンです。

マガキ

福井若狭魚マガキの画像

福井県では小浜湾で養殖されています。

海のミルクと呼ばれるほど栄養価が高く、タンパク質、エネルギー源となるグリコーゲン、体調を整えるミネラルやビタミンなどを豊富に含んでいます。

殻付きのまま蒸し焼き、鍋物、フライ、かき飯、グラタンなど、どんな調理法でも美味しいですよね!

ガンゾウヒラメ

若狭福井魚ガンゾウヒラメの画像

出典:WEB魚図鑑

体高は比較的高く、楕円形で口が大きいです。
目がある方は緑褐色で、黒い眼の形に似た斑紋がありま。

生息地は内湾の水深30mより浅い砂泥底。
底曳網で漁獲されます。

煮物や干物にすると美味しいですよね。

ガンゾウビラメ(ガンゾオビラメ)の由来は、「贋造」と思われることも多いようですが、「雁瘡」または「雁雑」のことで、鱗がザラザラとしていることを意味しています。
これは、雁が飛来する頃に流行る皮膚病のような状態のことだそうです。

ヒメ

福井若狭魚ヒメの画像

出典:WEB魚図鑑

体は細長く、背部が張り出して高くなっていて、眼は大きく、脂(あぶら)ビレを持っています。
(多くの魚の背びれは1枚か2枚ですが、サケマス類やナマズ類、カラシン類にある背びれの後方、尾側にあるもう1枚のヒレを、脂びれと呼ぶ)

体色は赤灰色で、背中側は暗褐色、体側には赤い斑紋が並んでいます。
また、胸ビレ、腹ビレ、尾ビレには赤と黄の縞模様があります。

生息地は沿岸の砂泥底で、底曳網で漁獲されます。
干物、煮付、天ぷらの他、かまぼこの原料にもされています。

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福井若狭魚マガキの画像
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